ライナーの種類
1. Kraft: KA (Weight: 125, 150, 185, 230 gram/m2)

(標準重量:1平米あたり125、150、185、230g)
特徴:
KAは 黄色い茶色系のクラフト紙で、表裏ライナーとして使われています。強度、耐久性、耐水性や耐衝撃性が非常に優れているため、重量のある製品や長時間段積みされる製品に適します。
用途:
KAライナーはタイ国内に大変人気のあるカラーです。国内用から海外への輸出用箱まであらゆる用途にご使用いただけます。
耐水性が強いため、冷凍製品や海上輸送が必要な製品の梱包によく使用されます。
使用例:電化製品、電子部品、冷凍野菜・果物・食品、家具、自動車部品などの梱包箱
2. Kraft: KL or KH (Weight: 125, 150, 175, 205 gram/m2)

(標準重量:1平米あたり125、150、175、205g)
特徴:
KLはナチュラルカラーのクラフト紙です。染料・顔料などを使用せず、原料のほとんどを古紙と木材繊維などで作り、環境にやさしいライナーです。KAライナーと同様に、強度、耐久性、耐水性や耐衝撃性が非常に優れているため、表裏ライナーとしてよく使用されており、重量のある製品や長時間段積みされる輸出製品に適します。
用途:
ナチュラルカラーのため、環境規制の厳しいヨロッパ向け様々な輸出製品の梱包箱として幅広く使用されています。
使用例:KAライナーと同様に輸出向けの電化製品、電子部品、冷凍野菜・果物・食品、家具、自動車部品の梱包箱など
3. Kraft: KI (Weight: 125, 150, 185 gram/m2)

(標準重量:1平米あたり125、150、185g)
特徴:
KIは薄茶色のライナーで、板紙の表面ライナーとしてよく使われています。 KIのような淡い色の紙に濃い色を印刷することで、色のコントラストがよく出て、デザインの見栄えがよくなります。ある程度な強度と耐久性を持つため、比較的に安価なクラフト紙です。
用途:
上記の特性から、主には国産製品の印刷箱として使用されていますが、輸出向けでも軽量製品の梱包箱として使われる場合もあります。
使用例
洋服、玩具、軽量な電化製品の外装箱など
4. Kraft: KS or KW (Weight: 140, 170 gram/m2)

(標準重量:1平米あたり140、170g)
特徴:
KSまたはKWは白色のクラフト紙です。特性的にはほぼKA と同じで、板紙の表裏ライナーとして使用されています。ホワイトベースなので、清潔感を持ち、どのデザインでも綺麗に印刷できます。
また、パッケージングに高級感をもたらせることにより、製品の付加価値を付けることもできます。
用途:
高級感のあるデザインを印刷したい場合によく使われています。
使用例:電化製品、輸出食品、蘭、野菜・果物など青果物用の箱など
5. Kraft: CA or M (Weight: 105, 125, 150, 185 g/m2)

(標準重量:1平米あたり105、125、150、185g)
特徴:
CAまたはMは古紙の含有量が最も多いクラフト紙です。基本的に忠芯という段ボール箱の強度やクッション性を出すため、表裏ライナー間のフルート(波)部分によく使用されます。クラフト紙の中で最も安価なものです。
用途:
板紙のフルート(波)だけではなく、表裏ライナーに使われる場合もありますが、その用途は以下の通りです。
使用例:
クッション用パッド、仕切り板など